東京郊外、築40年、木造、2階建の住宅を、2世帯が住みやすくするために、一部増築の上全面改修。

 家族が集まるリビングは、東側から、眺めのいい西側に配置替えした。

親世帯は身体が不自由になったため、和室に布団の生活から、板の間にベッド、椅子の生活に替えた。

東側に水廻りを配置。両親の寝室を隣接させた。

子世帯は、2階を半間増築し、トイレや子供室を増設。

全体をスケルトンにし、耐震性能の向上、断熱性能向上を図り、水廻り、内装、外装、更新。

庭の緑がより映え近く感じられるようになった。

住所:東京都

用途:一戸建ての住宅

規模：延床面積 95�u（改修前88�u）

構造:木造/2階

築年数：約35年(1981竣工新築時）

施工期間：約12ケ月

施工：高橋建築

リビングの掃き出し窓に障子戸。温熱環境の向上を図っている。

BEFORE

構造的に必要な柱は残した。家の歴史を刻んでいる。

階段は、位置をずらし造り替えた。

玄関。足腰に負担とならないようベンチと手摺を設えた。

西側外観。2階の北側部分を増築した。